最近のスポーツクラブでは、スタジオレッスンの充実が著しいものがあります。ダイエット目的でスポーツクラブに通う場合にはモチベーションの維持が問題になります。つらい運動を繰り返すばかりでは続きません。そこで楽しく運動できるスタジオレッスンが最適なのです。たくさんのスポーツクラブがありますが、各社魅力的なスタジオレッスンを用意して差別化を図っています。
二人姉妹の姉は、高校時代にサッカー部のマネージャーをしていましたので、サッカーユニフォームを毎日のように洗濯していたそうです。サッカーユニフォームは、毎日汗をたくさん流しながら練習している部員の方のものですので、きちんと毎日のお洗濯が必要だったようです。汚れたサッカーユニフォームでもお洗濯は楽しかったそうです。
北海道で羊といえばジンギスカン、だけと思ったら大間違い。東京・銀座の三つ星レストランでしか食べられないような幻の羊が、日本海に浮かぶ焼尻島(やぎしりとう)で飼育されている。先日は札幌の東急百貨店で開かれていた物産展で売られていたので思わず購入してしまったが、「くれぐれもジンギスカンにはしないで」とくぎを刺された。それほどの高級羊って、どんな環境で育てられているのか。焼尻島を訪ねた。(札幌支局 藤井克郎)
日本海に面した羽幌(はぼろ)港からフェリーで1時間。自治体でいうと羽幌町に属する焼尻島は、周囲約12キロの小さな島だ。島の南側にはなだらかな牧草地が広がっていて、顔と脚が黒いサフォーク種という羊がのどかに草をはんでいた。
その数は、繁殖用、出荷用併せておよそ700匹。島の人口は約300人というから、人間の倍以上だ。「島には野犬などの外敵がいないので、24時間放牧できます。今年は春先の天候が不順で、例年と比べて半月くらいの遅れで6月から放牧を始めた。交配は8月からで、1月には分娩(ぶんべん)が始まる。すべて自然交配です」と、昭和50年から「焼尻めん羊牧場」に勤める場長の大井公世さん(60)は説明する。
大井さんがフェンス越しに「来ーい、来ーい」と呼ぶと、羊たちがわっと近寄ってきた。さすがはもう35年も牧場を仕切っているだけのことはある。
この牧場が町営として設立されたのは、昭和30年代のことだ。もともと漁師の不漁対策として始められた事業だったが、大井さんが来るまで長続きする人はいなかったという。「札幌でトラックの運転手をしていたんですが、町で公募していたので手を挙げたら採用された。父親がもともと羽幌町で酪農を営んでいましたし、自信はありました。牛と違って搾乳もないですしね」と振り返る。
そうは言っても、24時間365日休みなく羊の面倒を見るのは、「好きじゃないとできない、という以上の問題」と認める。
特に出産の時期は真冬でもあり、過酷な日々が待っている。自ら子羊を取り上げ、母羊にスキンシップを教え込み、さらに2、3時間後には子羊の舌に手を入れて体温をチェックする。日本海の孤島だけに風雪は激しく、「ゆるくないな、とは思います。神頼みで1匹1匹、元気に育ってくれよ、と祈っています」と大井さん。
こうして手をかけて育てた子羊も、4カ月くらいで出荷の時期を迎える。食肉処理場は最も近いところが旭川で、フェリーを使って往復5時間の道のりをトラックで運ぶ。最後は、おいしい肉になってくれよ、と頭をなでて別れるが、「目を見たら別れられない。愛情は極力かけないようにしているが、どこにおいしい秘訣(ひけつ)があるかと言ったら、愛情しかありません」。
3年前からは指定管理者制度が導入され、現在は萌州(ほうしゅう)ファームという会社が牧場の運営に当たっている。大井さんも羽幌町職員から同社の社員になり、現在は長男の公彦さんと2人で切り盛りしている。
社長の畑中修平さん(50)は、それまで東京の高級レストランでしか味わえなかった幻の羊をより多くの人に知ってもらおうと、飼育頭数を増やし、販路の拡大に努めている。「プレ・サレ焼尻」のブランド名で、通販サイトの「47CLUB」で販売を始めたほか、デパートの物産展などにも積極的に出品。最近になって札幌や地元の羽幌町でも扱う飲食店が現れるなど、徐々に身近な存在になりつつある。
ちなみに、プレ・サレとはフランスのモンサンミッシェル近辺で生産される子羊のこと。「焼尻も気候が近く、潮風が常に吹いているため牧草がミネラル豊富で、それを食べている羊は風味豊かで柔らかい。羊というと臭みがあるというイメージですが、うちのは塩こしょうで食べてくださいと言っています」と畑中社長は言う。
前の日に初めて仕入れたという羽幌町の焼肉店「狸吉(たぬきち)」で注文したが、確かに臭みがなくジューシーで、たれをつけて食べるのはもったいない。1人前980円で出していたが、主人は「破格の設定です」と話していた。
7月2、3日には「焼尻めん羊まつり」も開かれ、生肉用に17匹と冷凍用に5匹を用意するという。今年は気候がよくなかった分、双子ではなく1匹で生まれたケースが多く、「お母さんのおっぱいをたらふく味わってきたから、出来がいい。幸先のいいスタートです」と大井さん。「こんな高い肉、毎日なんて言いません。1年に1回、2回でいい。何とかお客さんにおいしいものを食べていただきたい、それだけです」と目を細めた。
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